2006年08月01日

  「場の空気」が読める人、読めない人  − 福田 健 − vol.32

■一言で!
  場の空気を読むのは、ほんとむずかしい。
  僕はあんまり得意じゃない。
  言ってしまってから、「あっ・・」と思うこともしばしばだし、
 臨機応変になんてのもうまくできない。

  でも、気まずーい雰囲気を、明るく前向きな空気に変えるコツやヒントは、
 いくつかあるみたい。


■僕の感心
  日常で、だれもが思い当たる事例をあげながら、その場の対処方法を
 レクチャーするという形式の本書。
  
  肝に銘じておきたいのは、

  「言ってることは正しいかもしれない。でも、いま言うのは間違ってますよ」
 
  という言葉。
  そうそう 正しいことも、言い方やタイミングを間違えると、最悪の
 結果になることが多いんですよね。

  「運転免許を取ったのよ」と報告する妻に、「いい年して、事故なんか
 起こすんじゃないよ」と言った夫。
  確かに、事故を起こすなというのは、正しいアドバイス。でも妻は、
 ワクワクして教えてくれているのに、この言葉では、妻の喜びは・・・・
  ここは、「よかったね。今度、君の運転でドライブに行こう。でも、
 事故だけには気をつけよう」とでも、言ってあげれば、大きく違ったはず。

  日常のちょっとした場の空気を読めるようになると、コミュニケーションが
 かなりスムーズになりそう。
  

 …★おまけ 大阪人のコミュニケーション力はどこから

   なんとなく、大阪の人は場の空気を読むのがうまいように思える。
   
   絶妙のタイミングで、冗談を入れたりするセンスは、
  どこからくるもんなんでしょうか
   土地柄なのか?周りの環境がみんなそうだからなのか?
   大阪生まれの人はそれだけで、ちょっと得しているみたいに思う。
   


■こんな人にお勧めです!

 ・きまずーい雰囲気の会話を変えてみたい人
 ・なんでこんなことを言ったんだと後悔してる人
 ・相手の気持ちで会話をしたい人

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「場の空気」が読める人、読めない人
Excerpt: 「場の空気」が読める人、読めない人 第1章 : あなたの周りの「場の空気」が読...
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Tracked: 2006-12-19 07:30