場の空気を読むのは、ほんとむずかしい。
僕はあんまり得意じゃない。
言ってしまってから、「あっ・・」と思うこともしばしばだし、
臨機応変になんてのもうまくできない。
でも、気まずーい雰囲気を、明るく前向きな空気に変えるコツやヒントは、
いくつかあるみたい。
「場の空気」が読める人、読めない人−「気まずさ解消」のコミュニケーション術
posted with amazlet on 06.08.01
福田 健
PHP研究所 (2006/06)
PHP研究所 (2006/06)
■僕の感心
日常で、だれもが思い当たる事例をあげながら、その場の対処方法を
レクチャーするという形式の本書。
肝に銘じておきたいのは、
「言ってることは正しいかもしれない。でも、いま言うのは間違ってますよ」
という言葉。
そうそう 正しいことも、言い方やタイミングを間違えると、最悪の
結果になることが多いんですよね。
「運転免許を取ったのよ」と報告する妻に、「いい年して、事故なんか
起こすんじゃないよ」と言った夫。
確かに、事故を起こすなというのは、正しいアドバイス。でも妻は、
ワクワクして教えてくれているのに、この言葉では、妻の喜びは・・・・
ここは、「よかったね。今度、君の運転でドライブに行こう。でも、
事故だけには気をつけよう」とでも、言ってあげれば、大きく違ったはず。
日常のちょっとした場の空気を読めるようになると、コミュニケーションが
かなりスムーズになりそう。
…★おまけ 大阪人のコミュニケーション力はどこから
なんとなく、大阪の人は場の空気を読むのがうまいように思える。
絶妙のタイミングで、冗談を入れたりするセンスは、
どこからくるもんなんでしょうか
土地柄なのか?周りの環境がみんなそうだからなのか?
大阪生まれの人はそれだけで、ちょっと得しているみたいに思う。
■こんな人にお勧めです!
・きまずーい雰囲気の会話を変えてみたい人
・なんでこんなことを言ったんだと後悔してる人
・相手の気持ちで会話をしたい人