2006年09月13日

父の仕事を継ぐ 自分の味をつくる − 陳 建一 − vol.51

■一言で!
  料理の鉄人 陳 建一さんの「仕事」への思いを熱く語った本。

  テレビによく見る陳さんのイメージとは全然違う「中華の神様」と
 呼ばれる父を持った料理人としての苦労、味や仕事へのこだわりが
 感じられる。



父の仕事を継ぐ 自分の味をつくる
陳 建一
岩波書店 (2006/07)

■僕の感心
  「僕は、壁にぶつかったとき、結局は気持ちの明るさで乗り越えて
 きた。」という陳さんの言葉が印象的。

  あまり真面目すぎない「まぁ、いいか」という性格だから、
 やってこれたと、陳さんは言いますが、お店や出張先で美味しい料理を
 お客さんに食べてほしいと思う気持ちはすごいものがあります。

  料理を手伝ってくれる人には、「豆腐、ゆでといて」なんてことは、
 絶対言わず、まず実際にゆでて見せ、「これだからな この状態だぞ」と
 なぜそのゆで加減でなければいけないかを、懇々と話す。
  五感をつかって料理しているので、全てが緻密な作業。

  あわせて、お客さんの食べるスピードやお店に来た理由などを、
 ホール係(サービスマンという)から聞き、それをもとに料理を出す
 タイミングなどを調整することにより、最高の状態の料理を、お客さんに
 提供してくれる。

  これは、料理の世界だけじゃくて、仕事をしている全ての人に
 参考になる姿勢ですね。
  

 …★おまけ ゴルフ狂?

   陳さんの趣味はゴルフ。それも並みじゃない。

   夏休み5泊7日でスペインに行って、毎日2ランドずつ3日間、
  4日目にロンドンに移動して、またラウンド。そして成田に着いたのが、
  朝9時だったので、そのまま成田のゴルフ場で1ラウンド。

   海外から朝着の飛行機で帰ってきて、そのままラウンドする人が
  いることを、はじめて知りました。

   よし! 僕も今度やってみよう



■こんな人にお勧めです!

 ・「四川飯店」の料理を食べに行く予定の人
 ・仕事に真面目に取り組んでいる人
 ・朝帰りでゴルフが普通にできる人

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