うつ病の奥さんと自閉症の子供という難しい家庭環境にありながら、
ひたすら前向きに「家族との絆」と「仕事」の両立をしていった
東レ経営研究所の社長にまでなった佐々木さんの実話奮闘記。
家庭のことを一番に考えながらも、仕事での向上心も捨てない佐々木さんの
生き方には、本を読んだだけでなにか力をもらえそうな気がする。
ビッグツリー 私は仕事も家族も決してあきらめない
posted with amazlet on 06.09.21
佐々木 常夫
WAVE出版 (2006/06/15)
WAVE出版 (2006/06/15)
■僕の感心
奥さんのこと、子供のこと、佐々木さんの人生は、本当に大変な生活だ。
そんな中でも、「いつかは必ず良い日が来る」と信じて、ユーモアーの心を
持って何にでも取り組んでいる。
この本の中で、印象に残った言葉は、
「ワークライフバランス −仕事と家庭」
その中で佐々木さんは、「家庭の悩みを隠さないでよい社会に」と言います。
まったくそのとおりですね。
事情を知れば、僕たちでも協力してあげることもできるかもしれない。
みんなが、何がしかのハンディや悩みを持ちながら生きているという
前提に立って、お互いを理解しながら社会生活を送れるような世の中に
したいものです。
佐々木さんのように全てを受け入れて、強く・やさしく・明るく生きることは
なかなかむずかしいと思うけど、それをサポートできるような社会を僕たちが、
つくっていけたらいいですね
今日は、ちょっと勇気をもらえた。
…★おまけ 心が風邪をひいたら
うつ病は、心の風邪と言わますよね。
僕は専門家ではないので、違うかもしれませんが、
心の風邪を引いた人が回りにいたら、どうしたら良いか知っている人は、
少ないんじゃないでしょうか?
本当の風邪なら、お医者さんに行った方がいいよとか、早く帰って
寝たほうがいいよなどと、聞かれてもいないのにアドバイスをする。
心の風邪の時も、どうしたらいいのかをもっと知る必要があるようです。
■こんな人にお勧めです!
・佐々木さんから勇気をもらいたい人
・ちょっと元気が落ちている人
・決してあきらめない!が口癖の人