沖縄の食べ物を中心に、そこで聞いた話を書いた沖縄本。
吉村さんの素直な目と気持ちでみた沖縄の食べ物は、本当においしそう。
ざっくばらんな沖縄のよさを十分に味わえる本です。
それにしても、読むとほんとすぐに沖縄に行きたくなってしまうね
■僕の感心
沖縄には2回行ったことがある。
ヒージャー汁(やぎ汁)、グルクン(赤い魚)、ミミガー(豚耳)など、
名前も聞いたことがなかった食べ物をたくさん食べた。
おいしいものあれば、ちょっと苦手なものも。。。
でも、こんなにおいしいんだ!と思ったのは、「豆腐」。
この本でも取り上げてますが、沖縄の豆腐は本当においしい。
この辺で、売っている絹ごしや木綿豆腐とは全然別物のようでした。
そんな豆腐を使っているから、チャンプルーがおいしいんですね。
島豆腐は、海の味。
保存がきかないので、沖縄に行かないと食べられない食品の代表。
その他にも、沖縄に行ったら、ぜひ食べて欲しいものが、たくさん
紹介されている。
…★おまけ 百年古酒(クース)プロジェクト
この本で紹介されている「泡盛百年古酒元年」は、百年後に飲む泡盛を
貯蔵して、古酒にすること。そのために、会員になる。
だれも、百年後の古酒を自分が飲めるとは思っていないけど、
沖縄が平和であれば、、次の世代の人が、百年後に、今貯蔵した古酒を
飲むことができるという壮大なプロジェクトだ。
それを居酒屋さんの店主が中心になってやっているのが、いいねー
■こんな人にお勧めです!
・沖縄で美味を楽しみたい人(でもグルメガイド本じゃありません)
・ウチナーンチュのことを深く知りたい人
・100年後に古酒を飲んでみたい人