2006年06月20日

  「旭山動物園」革命 − 小菅 正夫 −

■一言で!
 ダイビングするホッキョクグマ、地上17mのロープを散歩するオランウータン、円筒のプールで泳ぐアザラシなど、動物の見せ方にとことんこだわって、見事に復活した「旭山動物園」園長の本。
 今や日本一有名になったと言える旭山動物園だけど、復活にはちゃんとわけがありました。

 旭山動物園には一度行って見たいと思っているけど、行く前にこの本を読んでほんとよかった。
  


■僕の感心
   上野動物園のパンダのような珍獣もいない、日本で最北に位置する旭山動物園が、日本一の動物園になったわけは、

  −夢を実現させるための「人」と「組織」
  −能力を発揮させる「環境」
  −動物(相手)の側になって考える
  −不利な条件(最北、山の斜面という立地)をチャンスに変える

 と、今ビジネスの世界で伸びる条件となっているものが全て揃っている。
  なので、動物園の本ですがビジネス書として読んで、得るものが多いです。

  でも、それだけじゃないです。

  一番感じたのは、動物に対する愛情と命を大切に思っていること。
  そう、「動物のための動物園になる」というのがベースになっている。
  それと園長の情熱。

  ダイビングするホッキョクグマは、実は人間がびっくりするのを見て
 喜んでいるし、オランウータンは高いところで遊びたいのだから、
 たとえ鉄骨の上でもいいから高いところのほうがいい。
 
  ストレスがない動物の環境を一番に考え、それが結果として、多くの人に
 驚きを与える見せ方になっている。
  いいねぇ 動物のことを一番に考える姿勢に感動しますね。

  あと、この本で、もうひとつ考えさせられたのは、動物園の動物には、
 勝手にエサをあげないこと。
  旭山動物園では、「動物を殺さないで」というキャンペーンをやっていたそうです。

  マントヒヒが下痢をして急死してしまった原因は、お客さんが与えた
 アイスクリームです。

  この一文を読んで、涙がでました。
  
  動物園では勝手にエサをあげない! みんなで守りましょう。

 …★おまけ
   動物園は、人生で3回行くそうです。

    −子供の時に親と一緒に
    −親になって子供と一緒に
    −おじいちゃんになって孫と一緒に

   恋人と一緒にというのはないのかな?
   でも動物園は、デートに結構いいと思うのですが?
   この人って実はこういう人なんだと、わかる瞬間がたくさんありそうな・・
   良い意味でも、悪い意味でも。



■こんな人にお勧めです!

・旭山動物園に行って見たいと思っている人
・成功するビジネスモデルを情熱をもってやろうとしてる人
・動物園の園長さんになりたい人
読んだ感想などなんでもお気軽に
ありがとうございます。旭山動物園の魅力をこの本で感じていただき、「行きたい」と思って頂けて嬉しいです。
父の熱い情熱が伝わっていたのですね。
是非、旭川・旭山にいらしてください。
Posted by 小菅 加奈子 at 2006年06月29日 01:23
小菅さん
コメントありがとうございます。
今年の8月に行くことにしました。
旭山でどんな驚きと感動を感じられるか、今から楽しみにしています。
Posted by 萩野 at 2006年06月29日 08:29
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〈旭山動物園〉革命 夢を実現した復活プロジェクト/小菅正夫
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