■一言で!
ホームレスから会社の社長になった兼元さんとOKWebは、いつかgoogleを超えられるのか?
きっと超えられると思う。だって兼元さんはそう信じているし、OKWebはシンプルでほんとうによいサービスだからね。
教えて(O)、答える(K)でOKWeb
このシンプルなサービスが、世界知識資産となる可能性はかなり高いと思う。
グーグルを超える日 オーケイウェブの挑戦
posted with amazlet on 06.06.21
兼元 謙任
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■僕の感心
ほんとにホームレスから社長になったの?
本を読み始めはじめに思った疑問がこれ。
デザイン関係の仕事をしていた兼元さんは、仲間から理解されない挫折、
妻からの離婚届け(離婚は待ってもらった)を受け取ったことから、
名古屋から夜行バスで東京に向かい、そこから公園生活がスタートし、
1999年にOKWebをはじめるまで、その生活が続く。
OKWebを思いついたのは、兼元さん自身がネットをつかって、
デザイナー仲間とやり取りをしたいと思い、掲示板に「やり方を教えてくれ」と
投稿したところ、「聞き方がわるい」「アーカイブ(過去分の保存場所)を
調べてからにしろ」など散々。
そこで彼は、「教えて−答える」というサービスを思いつく。
プログラムが出来ない彼は、無料でプログラムを作ってくれる人を探します。
ここもいいね!。
どうしても、ネットの企業家という自分でプログラムを書いて、サービスを
立ち上げていくとケースが多いと思うけど、こういうやり方もある。
その後のOKWebの躍進は有名なとこだけど、根底にあるのは、
=「みんなのためになること」は実は儲かるんだ= ということ。
この気持ちがある限り、いつかgoogleを超えられるんじゃないかと思う。
…★おまけ 同じワタミ渡邉社長ウォッチャー?として
僕は、少し前から居酒屋和民の渡邉社長がとても気になっている。
兼元さんも本の中で、「ワタミにはやられた」と書いてあるところがあり、
ちょっとびっくり。兼元さんも渡邉社長ウォッチャーだったんだ。
渡邉社長と兼元社長はもしかしたすごく似ているのかもしれないね。
■こんな人にお勧めです!
・教えて欲しい人、答えたい人
・いつかgoogleを越えたいと思っている人
・みんなのためになるアイディアがある人