「名選手は名監督にあらず」 この言葉に納得できる人は多いですよね。
でも、「なんで?」と聞かれて、答えられる人はそう多くないはず。
僕ができる人かどうかはおいといて、マネジャーとして、みんなに育ってもらいたいという気持ちはつよーく持っているので、この本を参考にちょっとできる人を育てみよう。
そして、育てるだけじゃなく、いっしょに成長したいねぇ
なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?
posted with amazlet on 06.06.23
吉田 典生
日本実業出版社 (2005/12/08)
日本実業出版社 (2005/12/08)
■僕の感心
この本、まずタイトルがいい!
このタイトルに思わずうなずいて、そのまま買ってしまった。
こんな感じに、一言で言い表せるセンスがいいですね。
いきなり、ちょっと本の内容からは、それてしまいましたが、
できる人はこうしないと、できる人が育てられないということが、
わかりやすく書いてあり、一気に読めます。
部下や後輩に対して、「これくらいのことがなぜできないんだろう」と
思うことがあったら、もうこの本を読んでみたほうがよいかもしれないですね。
これくらいのこと(できる人が考える当たり前のこと)とは、
−時間を守る
−約束を守る
−わからないことは確かめる
−お客さんには丁寧に接する
−禁煙ゾーンではタバコを吸わない
など
これが「当たり前だよねぇ」と思う人はできる人ですが、これを「当たり前では
ありません」と思う人がいるということをわかっていないと、
できる人はできる人を育てられないの法則から抜けることができない。
そうなのか・・ 僕だって上の5つくらいは当たり前だと思うぞ。
まずは、できる人とできない人の違いを理解することが一番大切なんですね。
「できない人」も本当は「できる人」なのだから、それを引き出してあげよう。
…★おまけ ピーターの法則って知ってますか?
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組織においては、全てのポストは、その責任を果たせない
無能な人間によって占められる。
そして、仕事は、まだ無能レベルに達していない人間に
よって行なわれている。
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これがピーターの法則(ローレンス・J・ピーター)の一部
おっと、こわいこわい ぜひとも無能レベルの前でとどまりたいね
■こんな人にお勧めです!
・部下や後輩をもって悩んでる人
・自分はできるのに・・と思っている人
・できる部長にこの本をプレゼントしたいと思っている人