ロボットって聞くだけで、なんかワクワクしちゃうところがあるよね。
この本は、天才!ロボットクリエーター高橋智隆さんが、ロボットをつくる
ようになったわけや、どうやってロボットをつくっているのが、書いてある。
この本の最初30ページのロボットの写真を見るだけで、もうワクワク!!
ブログ風の文書で、読みやすいのも魅力的。
高橋さんは、ロボットクリエーター。 ロボットを作るのが仕事。
普通、工業製品はデザイン、設計、部品作成、組み立てなど分業で
行われますが、高橋さんの場合は、膨大な時間をかけて、全部一人で
行っています。
ロボットって、アトムがそうだったように、アニメやマンガだと
曲線を多用した美しい形のロボットが多い。でも僕ら(僕だけ?)が
絵に描くと、なんとなく直線的な四角ロボットを描いてしまうんですよね。
でも高橋さんのロボットは、そこが全然ちがう。
そのロボットのデザインが、とってもいい!
女性型ロボットの「エフティ」なんて、ほんと美しい・・です。
そして、美しいだけではなく、「SHIN-Walk」という彼の特許で、
人間のように歩くことができます。
二足歩行のロボットは、どうしても中腰でヒザの曲がった不自然な
歩行スタイルになってしまうのですが、彼のロボットは違います。
どうして、普通のロボットは中腰・ヒザ曲げになってしまうかと
いうと、前に足を出した時、地面に足が届かないから、後ろを足の
ヒザをまげて、高さを調整し、前の足を地面につけるためです。
(うまく説明できないので、興味のある人は本を読んでね)
高橋さんが作るロボットは、いつ「1家に1台」になるのだろう。
その日がくるのも、そう遠いことではなさそうだし、とても楽しみ。
…★おまけ 高橋さんに会ってみたい
本からの印象は、ものすごく人間くさい天才!という感じです。
「未来を変える33人」にも選ばれているくらいの人だから、
ほんとうに天才なんだと思う。
ぜひ、本人に会ってみたいですね
高橋さんと高橋さんの美しいロボットは、ロボ・ガレージのサイト見れます。
http://www.robo-garage.com/
■こんな人にお勧めです!
・ロボットって聞くとワクワクしちゃう人
・造形美という言葉を確かめたい人
・ロボットを作ってみたいと思っている人