ビジネスっていったいなんだろう?
「ビジネスは、子供が遊ぶことができるゲームだ」とこの本では紹介。
レモネード屋台を例にして、14歳以下の子供がビジネスについて、
学ぶことができるビジネス入門書です。
副題として「13歳から学ぶビジネスの仕組み」と書いてありますが、
大人が読んでも勉強になる本。
以前に、「レモンをお金に変える法」という絵本を読んだことがありますが、
これは簡単に読めるので小学生低学年でも読める。
それに比べて、ジョニー君のほうは、もうちょっとむずかしくて、ビジネスを
理解し、経験するという内容になっている。
ビジネスというと、すぐに会社を経営する的な発想になりがちですが、
この本には、いろいろなスキルがでてくる。
自分にあったビジネスをやればいいということ。
レモネードを作るのが好きなら、・・・・・・・・・・設計・製造
お客さんと話して商品を買ってもらうのがすきなら、・販売
屋台の広告を考えるのが好きなら、・・・・・・・・・宣伝
お金を取り扱うのが好きなら、・・・・・・・・・・・会計
ビジネスを取り仕切るのが好きなら、・・・・・・・・経営
などなど
僕が、ぜひ自分の会社に採用したいと思ったのが、
「ワクワク担当副社長」
いいねぇ ビジネスを必ず楽しいものにすることに責任をもつ副社長
こんな役職の人がいる会社は、きっと大成功するに違いない。
ほかにも、
クチコミをひろげよう
警備を万全にしよう
環境に気を配ろう
など、考えてることは、大人の会社顔負けです。
この本を読んで、勉強して欲しい経営者は、たくさんいるかもしれません。
…★おまけ じゃ、実際に子供とビジネスをしてみるか
レモネード屋台を立てなくても、地域のバザーやフリーマーケットなどで
子供がビジネスをするチャンスは、いくらでもありそう。
夏休みの宿題は、工作や感想文じゃなくて、実際にビジネスをやって、
どうやって成功したのか(失敗かもね)をまとめてみるのも楽しそう。
■こんな人にお勧めです!
・ビジネスについて、もう一回勉強してみたい人
・レモネードが好きな人
・13歳の子供にビジネスをやらせてみたい人