「ビジネス」とか「脱サラ」なんて鼻息の荒い言葉は似合わない働き方、
自分のペースで好きな仕事を「スローワーク」と呼んでいます。
そんなスローワークをしている人たちを紹介している本。
なぜか「忙しそう」や「大変そう」と思えることも、とても楽しそうに
見えるので、不思議です。
スローワーク、はじめました。
posted with amazlet on 06.07.19
谷田 俊太郎 宮沢 豪
主婦と生活社 (2005/03)
売り上げランキング: 49,106
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■僕の感心
スローワークを大きく3つに分けて紹介している。
「自分のお店を持つ」
「好きなシゴトでフリーランス」
「新しいシゴト、新しいスタイル」
お店を始めるのは、大変そう。と思いますが、どうやらそうでもないよう。
子供が2人いるのにカフェを始めた人。たった3週間で雑貨屋さん。
好きなものだけを売るお店を始めた人。
自分でお店を始めるきっかけは、「たまたま良い物件を見つけたこと」
という人がほとんどでした。
物件を見つけたことで、実際にお店を持つことを現実のこととして、
考え始め、実現してしまう。そんな一歩目が、物件との出会い。
そんな物件がないか、歩きながらちょっと気をつけてみてみよう!
自分の得意なこと、好きなことがある人は、それをシゴトにするのがよい。
絵が得意、占いができる、CGが作れる、お笑いが好き、そんなきっかけで、
スローワークを始めた人もたくさん紹介されている。
僕が好きなイラストレータの「はまのゆか」さんは、村上龍さんに、
1枚のポストカードをプレゼントしたことから、村上さんから「いっしょに
仕事を」という連絡きて、イラストレータとしての仕事をはじめたそう。
そうだったんだ。全然知りませんでした。
でも、村上さんからの連絡があってから、2ヶ月はひたすら描き続けて、
布団では寝たことがなかったということなので、大変だったと思いますが、
それが、とても楽しそう。
これがスローワークの魅力ですね。
…★おまけ 3回目は実現させよう
僕も今までに2回ほど、スローワークを実現する一歩手前まで
いったことがある。
2回とも勇気がなかったり、タイミング悪かったりして、
実現できなかったけど、3回目のチャンスがきたら、今度は最優先で、
実現させよう!
好きなことを仕事にしている人たちも、わりと普通の人が多いことが、
わかって、僕も!という気持ちに。
■こんな人にお勧めです!
・好きなことを仕事にしたい人
・「ごっこ屋さん」遊びが好きだった人
・森永卓郎さんが好きな人(インタビューが載ってます)